6/24(水)
海外で柔道の指導をした方のコラムに「英国の選手は合理的」だと掲載されていました。例えば、選手と指導者の関係は対等。お互いの意見や疑問をぶつけ合う文化がある。「なぜこの練習をしなければいけないのか?」という質問が多いのだそうです。例えば柔道には止まった状態での「打ち込み」という練習方法があり、それを教えたら「柔道は動きながらするもの。止まってやるのは初心者の練習だ」と反論されて面食らったそう。また「膝を曲げて技を掛けると重心が安定する」と指導すると「我々は脚が長いからひざは曲げられない」と言い返された。身体構造の違いを理解していないと「解っていない」と判断され、話を聞いて貰えなくなるとの事。日本人には一見意味のない練習に見えても、徹底して繰り返す事で技術や感覚を染み込ませ、土壇場で出来る様にする…の様な指導論があります。フランスあたりでは同様の基礎練習に取り組んでいるそうです。お国柄で自己主張の強い選手が多くても、決して野放しにはせず練習態度が悪い選手は強制的に帰宅させたり、遠征等に呼ばなかったりと厳しい措置もあるとの事。そこには「学ぶ姿勢」があるのではないでしょうか?それがあるからこそ、否定的な思考や議論ができるのではないでしょうか?野球でも(すぐに置き換えてしまう…)この練習は何の為にやるのか?と考えてはいてもそれを説明出来るか?と言われたら難しい人はたくさんいると考えます。トップダウン方式で、「理由はどうであれやりなさい」が多かったのではないでしょうか?小生は指導する際、それを説明してからやらせていましたし、質問に答えられるスキルは持っていようと考えていました。答えが一つではなく、難しい事が出てきたら?「一緒に考えよう」と。指導する側の思考やスキルが十分にあり、議論する事で納得して練習する=結果に結び付く可能性が高くなる…論理的指導の学びを得た話でした。
小生、実は柔道と空手は初段です。何故かというと…北海道では冬は積雪でグラウンドで野球が出来ない。ではその時期に心身を鍛えなさいという事で、友人の兄貴がやっていた道場へ見学に。小生は喧嘩が強くなりたいので空手が良いと強く言ったのですが、体幹を鍛えお前の体形なら柔道だと親父に言われ仕方なく入門しました。でも隣に空手道場があったので、週2回づつ計4日通いました。小4~中1までです。最初はやる気がなかったのですが、初めて2週間で試合に出る事になりまして。受け身と膝車・大外刈りの技しか教えて貰っていない中体つきが柔道に合っているという偏見で出ました。始め!の合図から3秒くらいで、背負い投げで投げられ一本負け。しかも2歳上の女子に…プッチーんと負けず嫌いに火がつき、冬だけしかやらない、何なら一冬で止めてやると思っていた柔道を4年続ける事になりました。おかげで、女子に投げられた時も素晴らしい受け身(笑)が身に付きましたし、比較的柔軟性もありましたし、高校の柔道の授業で柔道部に勝ちましたし(笑)良い事もありましたから、やっていて良かったなと。空手の方は怪我で野球に支障をきたすので、型メインでしたので学校の喧嘩でバレまして、最終的には黒帯を没収され、最後は白に戻されて辞めました(笑)でも喧嘩には役立ちましたので良かったなと(不純な理由で空手家の方々、申し訳ない)
何事も教える側にもスキルが必須の時代です、教わる側のモラル(それまで生きてきた教育)も同じです。お互いの交わりによって、継承されていったり覚えて自分のモノにし、それがかけがえのないモノになっていくのでしょう。教える側、教わる側、双方が有益となる様な社会を目指しましょうね!
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